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英語で学ぶ科学と実験講座
物理学"Sound Creation Using an Electric Signal Generator"
グループワークの様子
【日時・場所】
〇日時;2013年11月17日(日)13:00〜16:00〇場所;千葉大学教育学部棟(西千葉キャンパス)
〇講師;加藤徹也
【プログラム内容】
デジタル発信器を用いて周波数を制御し、電磁石と紙コップを利用した簡易スピーカーから音を鳴らします。受講生たちは自己紹介ののち、音と振動の関係や、発信器のデジタル数値の操作(+1, -1, 位の変更)に重要な英語表現を学び、実際に実験に入っていきます。
実験では高い周波数の音や低い周波数の音はどのように聴こえるかを試したり、3人で和音を作り、周波数の比がどのようになっているかを考察したりします。
【講座の様子】
今回の講座は参加した受講生6人に対して、留学生5人、日本人TA 2人ということで個々の実験のペースに合わせて支援を行うことができました。序盤からいろいろな英語での表現に戸惑った受講生も多かったようですが、自己紹介後に英語で話す時間を設けたことで打ち解けていきました。
デジタル発信器を用いた回路の接続にはたくさんのものが必要で英語での説明で苦労するかと思いきや、隣の留学生たちの接続を見たり、手助けを受けたりしてスムーズに結線することができました。
3人でのグループワークとして、指定された周波数の音を分担して発信して長3和音(ドミソなど)を鳴らしました。そしてキーボードを使いながらお互いに協力し合って何の音が鳴っているのかを英語で確かめていました。「音の高さが変わって周波数が変化しても、同じ種類の和音であれば周波数の比は等しい。」ということを知った音楽好きの高校生たちは「へ〜!」と感心したような表情をしていました。
全体を通して受講生が留学生とに積極的に話す姿を数多く見ることができ、コミュニケーションを楽しんでいた様子でした。
【受講生の感想】
3人の受講生の感想をご紹介します。◇1人1人ペアがいてよかったと思います。説明もわかりやすくて、英語が心配だったんですが、楽しく活動できました。留学生の方たちはみんなやさしくて、わからない単語があっても、ゆっくりと詳しく教えてくださいました。
◇今日は、いろんな音や機械などを聴いたり触れたりして、僕はとてもうれしかったです。また、このような機会があれば行きたいです。
◇自分の伝えたいことを頭でわかっていても、うまく英語にできなくて、うまく伝わらなかったので、次の機会があれば、単語だけでもいいから言葉にして、相手に伝えようとする意志をもちたいと思います。
留学生による導入 留学生による個別指導 グループワーク準備
(文章作成:加藤研究室TA)