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工学「飛行の原理入門」

【日時・場所】

〇日時;2013年12月14日(土)13:30〜16:00
〇場所;千葉大学教育学部棟(西千葉キャンパス)
〇講師;板倉嘉哉

【プログラム内容】

 本講座では空気力学を中心として、飛行機に生じる動的な揚力の発生を実験的に確認し理解することを目標としています。以下にプログラム内容を示します。
  1. 航空工学の概要
  2. 空気力学の基礎
  3. 宙返り紙飛行機の製作
  4. 小型風洞による翼模型に作用する空気力の測定
  5. スモークワイヤ法による翼周りの流れの可視化実験
  6. 実験データの整理


【講座の様子】

 中学2年生2人、中学3年生2人の受講生4人に対して講座を実施しました。講座前半は、揚力の発生原理を野球の変化球と絡めて理解しやすいように説明したつもりではありましたが、連続の関係式やベルヌーイの定理等の理論的な話が続き、受講生は少し身構えてしまったようでした。しかし、宙返りする紙飛行機作りへと進むうちに緊張もほぐれ、紙飛行機もジェット機も基本的な揚力の発生原理は同じであることに驚くと共に、理論で学習した内容を自身の目と手で再確認していました。

【受講生の感想】

 受講生から寄せられた感想を紹介します。
◇今回の飛行の原理入門を受けて、工学という新しい分野に挑戦してみて、思ったよりわかりやすく、なにより面白かったと思いました。
◇今回の講座によって、また理科が好きになり、また講座を受けてみたいと思いました。