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英語で学ぶ科学と実験講座
 生命科学"The basic technique for protein analysis.(SDS-PAGE)"

日時

2013年11月30日(土)13:00〜16:00

場所

千葉大学教育学部棟(西千葉キャンパス)

講師

野村純

講座内容

 SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法による、サンプル溶液中に含まれるタンパク質を分子の大きさで分ける解析方法について学びました。
 今回の実験では、サンプルとしてアルブミンとコラーゲンを使用しました。さらに、アルブミンとコラーゲンどちらか不明のサンプルを用意し、最終的にサンプル中に含まれているものがどちらのタンパク質であるかを導き出すという流れで実験を行いました。

講座の様子

 子どもたちははじめは緊張している様子でしたが、実験の前に行った自己紹介やクイズなどを通して、英語での会話に慣れ、留学生TAや教員とのコミュニケーションも増えていきました。
  実験ではマイクロピペットを用いた操作に苦戦する場面もありましたが、英語を用いながら留学生TAに分からない箇所を質問したり助けを借りたりし、協力し て取り組んでいました。そして実験を進めるにつれコツをつかんでいき、ウェルにサンプルを入れるなどの作業をひとつひとつ丁寧に進めていきました。
 全体を通して、徐々に子ども自らが進んで英語を使うようになり、留学生TAや教員とのコミュニケーションを楽しんでいる様子がみられました。英語に親しむということと、科学実験を学ぶということの両方の経験を深めることができた様子でした。

受講生の感想

◇英語で実験する機会は他にないのでとても楽しいし、良い経験になっていると思います。
◇たくさん英語で話すことができて楽しかったです。

  
タンパク質のクイズの様子                 食物栄養のワークの様子

実験に取り組む様子

実験結果を留学生TAと考察する様子

(文章作成;野村研究室TA)