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英語で学ぶ科学と実験講座
 物理学"Induction of Electricity"

日時

2013年12月1日(日)13:00〜16:00

場所

千葉大学教育学部棟(西千葉キャンパス)

講師

加藤徹也

講座内容

 電気力や磁気力の不思議な点は、力を及ぼし合う物体が離れていても作用すること、そしてその原因となる電荷や磁極あるいは電流が他の影響により増大され うるということにあります。後者の現象は「誘導(=induction)」と呼ばれ、電荷や磁極あるいは電流の誘導が、静的あるいは動的な位置の変化と結 びついて生じます。
 この講座では、電界中の金属に静電誘導(=electrostatic induction)が起き、電荷が誘導される様子をモデル化した、2次元電流分布における等電位線(=equipotential lines)の測定を行います。

講座の様子

 今回は参加した受講生は2人でしたが、導入担当の留学生1人と実験補助の留学生2人、日本人TA 2人がつき、留学生と 1対 1となっての活発な議論ができました。
 参加者の1人は英語で行う講座が初めてで、最初は英語でのコミュニケーションが難しそうでしたが、徐々に留学生と会話をすることができていました。
 ホワイトボードを活用して自分の考えをアウトプットし、他の人に説明を行う活動を行いました。英語での議論は慣れていなくても、身振り手振りを交えて考えを伝えていました。
 実験では導電シート上の電圧をデジタルマルチメーターで測定しました。同じ電圧の地点を線で結ぶと地図の等高線のような図形(等電位線)が描けます。その結果をもとにどのように電流の分布があるかを問われて、受講生は試行錯誤しながら、描画をし、説明しました。

受講生の感想

 2人の受講生の感想を紹介します。

◇英語だったので説明がむずかしかったのですがみなさんが手助けをしてくれたのでできました。少し英語も聞きとれていたのでよかったです。次回は少しでも英語を話せるようにしてから来たいです。

◇ とても楽しかったです。とてもわかりやすく説明してくださったのでうれしかったです。英語で科学を勉強したり実験できる機会がふだんないのでうれしいで す。内容も理解できてよかったです。どうやったらわかりやすくプレゼンできるのかの勉強になりました。英語で研究発表のプレゼンテーションすることをうま くできるように頑張りたいです。

※感想は原文のまま掲載しております。
           


(文章作成;加藤研究室TA)