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実験講座

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常設講座

ステップアップコース後期講座紹介

11月17日(日)物理学(英語)
"Sound Creation Using an Electric Signal Generator"


デジタル発信器を用いて音を鳴らします。周波数を制御した音により和音をつくてみましょう。 そのためにはデジタル数値の操作(+1, -1, 位の変更)に関する表現が重要です。 また、デジタル発信器で周波数を設定する操作を練習するために、 エミュレーターをこのページに作りました。 実験手順にて説明しますが、これさえ使いこなすことができればこの実験はうまくいきます。
11月23日(土)化学
「色の変化で酸化還元を見る」


青インクの顔料であるプルシアンブルーは酸化状態と還元状態で色が大きく変わります。
茶色の溶液から、プルシアンブルーを電気分解で析出させたり、試薬で還元して析出させたりして、酸化還元反応を電子のやりとりとして実感します。
11月30日(土)生命科学(英語)
"The basic technique for protein analysis"


溶液中に含まれるタンパク質を分子の大きさで分ける解析方法について学びます。
この講座では、「SDS-PAGE」というポリアクリルアミドゲル電気泳動法による分離方法を学びます。
12月1日(日)物理学(英語)
"Induction of Electricity"


電気力や磁気力の不思議な点は、力を及ぼし合う物体が離れていても作用すること、そしてその原因となる電荷や磁極あるいは電流が他の影響により増大されうるということにあります。後者の現象は「誘導(=induction)」と呼ばれ、電荷や磁極あるいは電流の誘導が、静的あるいは動的な位置の変化と結びついて生じます。この講座では、電界中の金属に静電誘導(=electrostatic induction)が起き、電荷が誘導される様子をモデル化した、2次元電流分布における等電位線(=equipotential lines)の測定を行います。
12月8日(日)工学(英語)
"Temperature and Electric Resistance"


物質は温度によって抵抗が変化します。
この講座では金属と半導体ではどのような違いがあるか、抵抗は温度によってどのように変化するのか実験を行います。
12月14日(土)工学
「飛行の原理入門」


本講座では空気力学を中心として、飛行機が大気中を前進することにより生じる動的な揚力の発生を実験的に確認し理解することを目標としています。
実験内容としては
(1)小型風洞内による翼型模型に作用する揚力及び抗力の測定
(2)翼周りの流れの可視化実験
を予定しており、翼模型の迎角の変化に対する空気力の関係を風洞天秤で計測することにより、翼の空気力学的特性を理解すると共に、翼周りの流れが剥離する現象を視覚的に理解することができます。

12月15日(日)物理学(英語)
"String Vibration Observed through Oscilloscope"


デジタル発信器を使っていろいろな振動数の磁力を発生し、スチール弦を揺すります。 特定の振動数で「共振」と呼ばれる状態をつくると、目に見えるほどの振幅で振動します。 弦楽器の音色に含まれる高い振動数での振動も起こしてみましょう。 また、共振から外れているとき、見た目の振幅が小さくても振動しています。 その様子をオシロスコープで観察しましょう。 なお、デジタル発信器で振動数を設定しますので、 "Sound Creation Using an Electric Signal Generator"の教材を見ておくと スムーズに実験ができます。

10月6日(日)特別講座
「ガイガー計数管を手作りして放射線をつかまえよう」


プラスチックのコップと紙とリード線を用いて放射線検出器を手作りします。小型高電圧電源に接続し、そばにAMラジオを置くだけで、非常に感度のよいガイガー型の放射線検出器が作れます。自作した装置を用いて、自然放射線や、カリ肥料、セシウムに汚染された土からの放射線などを検出してみましょう。 

講師;芝浦工大柏中学高等学校 三門正吾先生
定員;10名
場所;千葉大学教育学部3号館3301実験室